河田陽菜の写真集が家に来るまでの話
3月1日は待ちくたびれた、河田陽菜(以下ひなちゃんと呼ぶ)の写真集の発売日だった。予約自体は12月21日ぐらいから始まっていたので、2ヶ月と10日ほど待ったことになる。
楽天、HMV、シブツタの3つから限定カバー版が出ていたので当然すべて予約した。楽天とHMVは郵送だったが、なぜかシブツタだけ受け取りを指定していた。なぜかは今の自分には分からないが、とりあえずシブツタにいかなければいけないので、昼頃に家を出た。受け取りなので、購入確認メールかアカウントの購入履歴などを見せなければならないと思い、メールやアカウントを探したが、どこにもなかった。予約した痕跡が見つからなかったのだ。唯一あるとすれば、Twitterの投稿だが(私は予約したものをツリー状に投稿している)、過去の自分はあんまり信用ならない。
店員さんに聞けばなんとかなるだろうと思って、とりあえず渋谷に向かった。シブツタの正面入口にはなにわ男子のポスターが張り出されていた。推しの大西流星くんを横目で確認しつつ、店内に入り、急いで2階に向かった。
男性の店員さんに事情を説明すると本部に電話をかけてくれた。本部によると、もし買っている場合は明日メールが届くはずだから、届いたらまた来てくれとのこと(そもそも予約分の入荷が明日だったらしい)。この時点で、私は顔から汗がだらだら出ていた。外が割と暖かいのに厚めのコートを着て来てしまったからなのか、焦っていたからなのかはわからない。傍から見たら早口で汗をかきながら写真集について問い合わせているオタクだっただろうし、私から見てもそうだった。ただどうしても今日ほしいので、普通に店内で買うことにした。
限定カバー版を買った。お腹がみえるカーディガンを着ているカバーだ。正直、限定カバーだからほしいという感情はあまりない。限定カバー版や限定ポストカードにかこつけて、推しの写真集を大量に買いたいだけだ。推しが勇気を振り絞って慣れない水着やランジェリーに挑戦したんだからいっぱい買ってあげないと、という気持ちになる。
おまけで限定のポストカードもついてきた。バスタオルにくるまっているやつだ。ここで少し違和感を感じた。河田陽菜写真集の公式Twitterから飛んだツタヤのストアに載ってた限定ポストカードは、これとは違う絵柄のポストカードだったからだ。髪を結んでおでこを出しているポストカードだ。一旦、会計を済ませて、調べてみたが、よくわからなかった。汗ダラダラでうまく思考が回らなかった。運営は、私みたいな人のために特典全部盛りセットを2万円とかで売って欲しい。
調べている過程で、偶然TSUTAYAのアカウントを発見した。Yahoo IDでのログインを試していなかったことが見つからなかった原因だった。Yahoo IDなんて持ってないしと思っていたが、この写真集を買うときに過去の自分が新たに作ったっぽい。
見つけたアカウントの購入履歴を調べてみると、やはり受け取りで注文をしていることが確認できた。そのことをさっきの店員に伝え、この受け取る写真集にバスタオルのポストカードがつくのかどうかを問い合わせた。つくのであれば、いま写真集を買う必要はないと思ったからだ。写真集は大量に買いたいけど、ひな誕祭のグッズも買う余地を残すために、できるだけ効率的に買いたいのだ。
店員さんによると、バスタオルのやつはシブツタ限定で、おでこ出しのやつはシブツタ以外のTSUTAYA限定らしい。なんてややこしいのか。きょんこのときほど調べなかったことが悔やまれる。
いずれにせよシブツタ店内ではおでこ出しのポストカードは手に入らないので、また後日シブツタに来て予約分を受け取ることにした。後々調べてみると特典がポストカードだけで11種類あるらしい。きょんこのときは限定カバーとポストカード合わせて11種だったので、とんでもない量がある。良い商売をしやがる。さすがに全部は買えないので、紀伊國屋書店のポストカードだけ買うことにする。
購入を済ませ、1階に降りると、ひなちゃんの写真集のパネル展が目に入ったので、人目を気にせず膝を床につけて写真を撮った。
写真を取り終えたら、そそくさと店から出た。そして家に急行した。こうしてひなちゃんの写真集が私の家に来た。
写真集の感想は、また別の投稿で書くかもしれないし書かないかもしれない。写真集の感想なんて、「かわいい!」「あらー」「キャー」「おぉ」の4種類ぐらいしかないから、書きにくい。よく熟読して、気づいたことや考えたことが溜まり次第、書くかもしれない。
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