DreamHack Japan 2023に行ってきた
先日の日曜日にDreamHack Japanっていうゲームイベントに行きました。日向坂46が、30分ほどライブをするということで高い金払って行ってきました。
虚構のチケット争奪戦
チケットの発売自体は結構前から始まっていたんですが、最初、日向坂が出ますって公表されたは良いものの、土曜日と日曜日のどちらに出るのかは公表されなかったんですね。これはちょっと腹立ちました。そのとき他に出演すると発表されていたアーティストは、Creepy Nuts, 水曜日のカンパネラ、岡崎体育みたいな感じでしたね。どうにかして、土曜日か日曜日を特定しようとして、それぞれのTwitterのフォロワー数、Youtubeのチャンネル登録者数などを一覧にして、「フォロワーと登録者の数的に、日向坂とCreepy Nutsが同じ日に出演することはないだろうな」とか「Creepy Nutsは土曜日に大阪でもイベントに出るらしいから、さすがに日曜日なんじゃないか」とか「いや待てよ、でも飛行機使えば、大阪-東京間ぐらいは数時間で移動できるしな」とか、ぐるぐると思考してましたね。
両方買えばいいじゃないかという金持ちの声も聞こえてきそうですが、席の値段が種類によって分かれていて、SS席は1万8千円、S席は1万円、A席は、、、みたいな感じで、SS席はアリーナの前の列の席が確定しているんですよ。普段の日向坂のチケットは全席指定で、もうどの席になるかほぼランダムなので(ほぼというのは、ファンクラブ先行のほうが前の席になることが多いから)、めったにないことなんです。お金で良席が勝ち取れるなら、どんなに高い値段でも払う覚悟はできていますが、ただ、お金をドブに捨てるようなことはしたくないのです(日向坂が出ない日の出演者の方を悪くいっているわけではありません)。
なので、自分は次のようなアルゴリズムでチケットを買うことにしました。
①DreamHack Japanを両日申込 WHILE 日向坂の日程が未確定 IF 支払い締め切り時 IF チケットが両方余っている ②支払いを無視して申込直す ELSE ③その日までに解禁されている情報から総合的に判断して、日向坂が出そうな方を支払いRETURN
④日向坂が出る日程のみ支払う RETURN
コンビニ払いの場合、チケットを申し込んでから支払いが完了するまで間にギャップが生じます。このギャップを利用して、確実にチケットをゲットする計画です。いつ何時日向坂がこの日に出ますって言われて、チケットを求めるファンたちが殺到しても、このアルゴリズムに従ってチケット購入をしていけば、高い確率で私はチケットは確保されていてあとは支払うだけの状態にいます。
まあただ、怠惰な私は支払い期限が切れているのにチケットを申し込み直すのを忘れたりして、完璧にアルゴリズムに従っていたわけではないですが、結局は日向坂の出演情報が解禁されたときには支払い待ちの状態だったので、功を奏したなと思いましたね。実際には、30分のライブに1万8千円を払う私みたいなアホはそこまでおらず、私が買った後も全然チケットは売れ残ってた気がします。
当日
イベントの開始自体は11時?くらいだった気がしますが、日向坂のライブだけを目的にしている私にはどこ吹く風といった感じで、普通に16時くらいに家から出ましたね。運良く、ドライブしたすぎる母親が家にいたので、幕張メッセまで連れて行ってもらいました。
車の中では、オードリーのオールナイトニッポンの第1回放送を車のスピーカーに繋げ母親と笑いながら聴いてました。明らかに春日の勢いみたいなものが現在の放送と違いすぎて面白い上に、「小声トーク」の話が時期的にリアリティがあって面白かったですね。第1回を聴いた上で、現在の放送を聴いてもやっぱり面白いです。
駐車場に着いた後、早速イベントホールに向かいました。ただ、駅とは反対の方から建物内に入り込んだようで、リストバンドをもらう入り口を探すのに苦労しました。途中、ライブ入り口はこちらというサインを見つけ、進んでいくと、KCブロック、ONブロックという順路の分かれ道に差し掛かりました。はて?そんなブロック指定なんてあったか?そもそもこういうときってAブロックとかBブロックじゃないのか?とか思いながら、周りの順路を進んでいる人たちを回すと、明らかに女性が多く、完全に私はアウェーな雰囲気でした。あとで分かりましたが、あれはどうやらKCON JAPANというK-POPのイベントだったみたいです。持ち物検査のところを逆走するとき気まずかったですねぇ。
時間帯的にはイベントホールではあのちゃんのライブが始まっている時間でした。あのちゃんの『ちゅ、多様性』が少し聴きたかったなという気持ちもありましたが、ライブの途中で入っていくのも気まずいので、外の座れるところで次のアーティストの開始時間まで休んでいました。
大体19時くらいに人がぞろぞろと出入り口から出てきたので、私もそのタイミングで中に入りました。
チケットを発券した際に、私が買ったSS席が前から4列目だということはわかっていましたが、いざ実際に会場に行ってみると、もう神席すぎて腰抜かしましたね。
yamaのライブが始まる前は、前の列は結構スカスカで、日向坂のライブだけを見に来てるやつが結構いるなとわかりましたね。
yamaのライブでは、ペンライトもリュックから出していなかったのでどうやって音楽に乗れば良いのかわからず時間が過ぎてしまいました。よく手を上に掲げてノッている人を見ますが、yamaのファンでもない私がやるのは違う気もしたので、地蔵と手拍子を行ったり来たりしながら観ました。ちなみに画像のHINATAN!っていうパーカーを来たおじさんは、yamaのライブ中、常に座ってました。まあ座っていることが悪いわけではないですが、yamaの立場から考えると、スカスカな上に座っている人たちがいたら悲しいだろうなと思うので、立ってあげたほうがいいよなと私は思います。最低限、立って聴くのがアーティストに対する礼儀というか。
yamaはほとんどMCをしなかったので合計7曲披露してましたね。後ろ人が、「日向坂はMCを結構はさみそうだから、多くて6曲だろう」みたいな話をしてて、勝手にうなずいてました。
yamaのライブが終わり、10分ほどのインターバルを経て、だんだんと増えていく前の列の人達。私の右の人は、少し茶髪で体が大きく、少しやんちゃそうな感じでしたね。例えるなら『だが、情熱はある』に出てきた山里の寮生活時代の先輩に少し似ていたような気がします。右前の人は、ジャイアンのTシャツを来た太っている人で、スケッチブックを持ってましたね。Twitterでブイブイ言わせていそうな人でした。前の人はそのジャイアンの友達か何かで、黒いパーカーを着て、他の人と交流したりしていて、明らかにライブ慣れしている感じでした。
時刻も20時30分に差し掛かりそうなとき、いよいよ本日のメインディッシュが始まりました。恒例のOvertureが始まり、その中で4期生も混じっていたので、会場はめちゃ盛り上がってました(実際は4期生は出演しませんでしたが)。右と前の人は、ペンライト振らない系の玄人オタクでした。おそらく右の人は地下アイドルかなにかを通ってきている感じがしました。というのも、Overtureでオイ!ではなくウリャのほうを言っていたので。あと手の動き的に。まぁ地下アイドルに限らず、オイとウリャの文化はあると思いますが。ただ、その人めちゃくちゃ楽しんでいたので、自分もそれに合わせて羽目を外すことができたのですごくありがたかったです。
Overtureが終わり、メンバーが舞台の袖から出てきます。前から4列ともなると普通に顔も見えます。目が結構悪くなってきた私でもきょんこの顔は見えました。最高すぎます。ありがとう神様。
セトリとしては以下のとおりです。
- One choice
- ドレミソラシド
- 君しか勝たん
- ってか
- キツネ
- 誰よりも高く翔べ
日向坂のことを初めて見るという方でも楽しめるセトリになっているなという印象でした。全体的にめちゃくちゃ盛り上がる曲が集まっているので。
One choiceは、バズリズムの番組観覧以来だったので、ひさしぶりにあのコールができてすごく気持ちよかったですね。ただ、結構引きの画が多かったので、超絶かわいい〇〇が全く揃わなかったのは面白かったです。カメラマンがこの文化を知らない可能性がありますね。
もう盛り上がりすぎてドレミからってかの記憶があまりないですね。熱気に包まれて汗だくになりながら、狂ったように声を出してジャンプしてました。前の人は暑すぎたのか、黒いパーカーを脱ぎ捨ててましたね。
途中のMCで、私はここぞとばかりにタオルを広げ、必死にきょんこにアピールしました。おそらく手を振ってくれた気がします。めちゃくちゃ嬉しかったですね。ただここからが、複数推しの辛いところで、最推しからレスをもらったら、2番目の推しからもレスをもらいたいじゃないですか。だからきょんこのタオルを肩に掛け直して、ひよたんのタオルを手に持って、掲げ直す必要があるんですね。ただ、これをきょんこが見たらと思うと、結構気まずくて。本人もキョコロヒーにて、そういうファンを見たときに、「あ、そういう感じね…ふーん」っていう気持ちになるって言ってたので、より一層意識しちゃうというか。でもなぁ単推しって結構リスク高いんだよな。しかも1期生単推しは。きょんこ本人は、全然卒業する気1ミリもありませんって公言してるけど、卒業が必ず来ないわけではないので、そのときに単推しだった場合、私の気持ちが日向坂から離れてしまう気がするんですね。もちろんきょんこが抜けて日向坂を好きじゃなくなるほど、日向坂というグループは弱くないですが、少し心配ではあります。たとえ、きょんこが抜けた後に新たな推しをグループ内に見つけるとしても、もっと早く推しとけばよかったなと思う気がするので、今のうちから将来を見据えて2番目3番目の推しを作っておくのは賢明だと思います。
誰よりも高く跳べでは、メンバーが横一列になってくれて、偶然にもひよたんが私の目の前に来てくれました。すぐさまひよたんのタオルに持ち替えて、アピールしつつ、一緒に誰跳べを踊りました。目があったような気がします。他の人は割と中央の方に目線がいっていましたが、私は目の前のひよたんを見ていたので、二人の時間を過ごしているようで本当に楽しかったですね。
最後に、ひなのちゃんにもタオルを掲げましたが、そんなことより今は盛り上がりたいと思ってしまって、タオルを下げペンライトを振りながら跳びましたね。もう周りの盛り上がりが過去類を見ないほどで、どうしてかなと考えたらやっぱりこの30分のためだけに(まあゲームコーナーを楽しんでいた人もいるにはいるでしょうけど)、1万8千円を払った人は伊達に日向坂を愛していないからなんだろうなと思いましたね。しかも、普通のライブだとあまりそういうガチ勢が一箇所に固まることも少ないので、今回のライブはものすごく濃いファン層だったのだろうと思います。
終わりに
ケヤフェスが消えてしまった埋め合わせにはギリギリならないですが、それでもあの盛り上がりを経験できたのは非常に良かったなと思います。でもやっぱり夏のフェスが恋しいなと、未だに左腕に残っている去年のケヤフェスの日焼けを見ると思いますね(なんで日焼け止め塗らなかったんだろう)。今年は個人仕事が多めなので、ゆっくりメンバーの舞台とかミュージカルとかを見ながら9月頃から始まるであろうツアーを気長に待とうと思います。
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