朝起きたら3万円消し飛んだ
朝起きたら、Twitterである画像が目に入ってきた。
これは去年の日向坂46の「ひな誕祭」というライブで実際にメンバーが着ていた衣装のレプリカらしい。価格が異常に高い。自分が女の子だったらこれを着てライブに行くみたいなことができなくはないが、男の自分が買っても飾るぐらいしか用途がない。しかも一回しか着てるところを見てないので、そこまでこの衣装に思い入れがあるわけでもない(でもかわいい)。なので今回はスルー。
グッズ販売は衣装だけかなと思ったら、その下に目を見張る商品があった。
ポカだ!!この日をどんなに待ちわびたことか。日向坂46の公式ペット、ポカは「ひなくり2020」でこの世に生を受け、ぬいぐるみとしてメンバーたちのブログなどによく登場していた。メンバーとイチャイチャしているポカを見て、嫉妬するおひさまも少なくないが、どうも憎めない顔をしている。
私はどうしてもこのぬいぐるみが欲しくて、この春休み自分で作ろうと計画していた。ぬいぐるみの作り方なんて全くわからないが、とりあえず型紙的なものが必要らしいので、型紙を作るためにまずポカの3Dモデルを作ろうとしていた。おひさまの中には、すでに自分でポカぬいぐるみを作っている人もいるが、どれもパチモンみたいな顔をしている。それはそれで愛着が湧きそうだが、私は本物と限りなく同じポカぬいぐるみを作りたいと思っていた。しかし度重なる課題やテストの嵐で、つい最近まで3Dモデリングを勉強する暇がなかった。
そこに突如、公式のポカぬいぐるみが現れた。嬉しさと共に喪失感もあった。もう自分で作らなくてよくなったという嬉しさと、自分のこの手で生み出されるはずだったポカには会えないという喪失感だ。確かに今から自分で作ることはできるが、もう完璧なオリジナルが販売されているのだからやる気は出ない。
まあとにかく販売されたので即買いした。大きさは大・中・小あり、それぞれ12000円、8000円、3500円だった。当然全部買った。ポカが喉から手が出るほど欲しかった私にとっては、安すぎる値段設定だった。ついでになんとなく生写真も4組買って合計30000円を超えてしまった。ポカ3種、すべて別配送らしく、配送料が高くついた。朝起きてから2分くらいの出来事だったので、あとになって初めて30000円を一瞬で使ってしまったということをはっきり認識した。
そんなに急いで買う必要はあるのかというと、ある。去年の「ひなくり2021」でポカのキーホルダーが販売されたのだが、現地販売は一瞬で売り切れた。運営もこのポカキーホルダー売れ方を見て、ポカのぬいぐるみ販売に踏み切ったのかもしれない。
2月下旬ごろに届くらしいので(日向坂としては案外早い)、今からとてもワクワクする。大の大人がぬいぐるみを欲しがるなんて、傍から見たら気持ち悪いかもしれないが、この気持ちは実際におひさまになってみないと分からないだろう。
我が推し、きょんこのオリジナルキャラクター「むゆ」は、おそらく今後もぬいぐるみ化はされないだろうから、春休みはむゆを作ってみることにする。ポカよりも単純な構造をしているから作りやすそう。
← Go home