私のひな誕前夜祭
前日は色々準備があるだろうから、あらかじめバイトは休みをとっていた。そのせいで春季講習前半はかなり辛かったが、日向坂のためならしょうがない。
準備というのは、まだ見てないコンテンツの消費や持ち物、サイリウムカラー、ペンライトの振り方の確認などである。
まず日向坂メッセージは、きょんこのが4ヶ月分溜まっていたので気合いで見た。これにほぼ1日を使った(途中昼寝したせいでもあるが)。きょんこのメッセージはとにかく動画と着信が多すぎて、気が遠くなる。多分、メッセージが来るたびに見ておけばそんなに苦労しないんだろうけど。
でも、きょんこのもぐもぐ配信はめっちゃ好き。たまにひよたんも参加して、ひよたんときょんこのわちゃわちゃが見れるので、きょんこひよたん推しの私としては最高のコンテンツだ。またミーグリの時期にやってくれるといいな。
きょんこのメッセージを取り始めて、ほぼ初めて追いついた。他のメンバーも一応追いついている(めいちゃんは1年半分くらい溜まってたので直近だけ確認した。ごめんねめいめい)。
メッセージの消費が終わったら、荷物の準備をした。意外と持っていく物はある。ペンライト2本+予備2本を始め、推しメンタオルや生写真ケース、暇つぶし用の本やiPadなどである。むゆのぬいぐるみもちゃんと入れた。ポカのぬいぐるみも連れて行きたかったが、なぜかまだ届かない。いくらなんでもおそすぎるだろ。図画工作部のひなのちゃんを毎日8時間くらい労働させてポカ作らせてるのかな。それなら誰も発送の遅さに文句は言えないが。
そして夜の11時から、明日への気持ちを作るために3年目のデビューディレクターズカット完全版を観た。本編は劇場で1回、家で一回観ていたが、ディレクターズカット完全版はまだ観てなかったので、丁度いい機会だと思って観た。
母がよくわからんゲームに夢中になっている横で、観始めたが、1時間ぐらい経ってふと気づくと母も泣いていた。あとくみてんのことをかわいいかわいいってずっと言ってた。
やっぱり外から見てるだけじゃわからない魅力というものが日向坂にはある。自分も昔はどうもアイドルというものが好きではなく、なんとなく避けていたが、いざ実際に自分がアイドルオタクになってみると、避けていた自分を全力で回し蹴りしたくなる。回し蹴りできないけど。多分アイドルだけじゃなく、他の趣味にもやってみないと分からない魅力というものがあるのだろう。だから外から勝手に決めつけて否定することは控えたい。 日向坂には、かわいさだけではなく、雑草魂のようなものが根底にあり、それが私たちの心を揺さぶり、私たちに勇気を与えてくれる。受験生時代、何度『青春の馬』に助けられたことか。この曲がなければセンター試験の失敗から立ち直れていなかったかもしれない。本当に私の人生に無くてはならない存在だ。日向坂というものは。 ディレクターズカット完全版は173分もあったので、さすがに全部は見れなかった。朝残りを見た。何度観ても、東京ドームライブが発表されるあの瞬間は泣ける。私も配信をリアルタイムで観ていたが、嗚咽でうまく呼吸できなくなるぐらい泣いたことを覚えている。彼女たちの苦労は古参ではない私には計り知れないが、それでも彼女たちの気持ちを慮ると涙を堪えることは出来ない。
前日の夜、母が大叔母のところに行ったついでに、私の成人祝いを貰ってきた。まるでグッズを買いなと言っているかのようだった。ただシングルもそろそろ発売するので、あまり爆買いはしないようにしたい。
← Go home